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「PayPaySTEP」vs「楽天SPU]優れたポイントシステムはどっちだ!?

目次

「PayPaySTEP」と「楽天SPU」

「PayPaySTEP」と「楽天SPU」はPayPay、楽天それぞれの母体となるポイントシステム。

それぞれがこのポイントシステムを中心に自社サービスを展開している

ポイントアッププログラム発行
ポイント
倍率(常時)
PayPay STEP(ペイペイステップ)PayPay
ポイント
15.5%(PayPayモール)
13.5%(ヤフーショッピング)
(定期イベントでのアップ含む)
楽天SPU(楽天スーパーポイントアッププログラム)楽天
ポイント
14倍
※「%=倍」表記は違うが同じ意味どちらに変換してもOK
※最大倍率は不定期イベント(PayPay祭や楽天スーパーセール)を除く倍率
楽天SPUのメリット・デメリット
メリット
  1. 最大で常時14倍のポイント還元が受けられる
  2. 主要な生活インフラまでほぼ一元管理できるほど他サービスの網羅性と連帯性が優れている
デメリット
  • サービスが広いがゆえにわかりずらい
  • 常時14倍還元を受けるためのハードルが高い(18個の条件をするクリアする必要がある)
PayPaySTEPのメリット・デメリット
メリット
  1. 最大還元までの条件が6個と少なく、到達しやすいしわかりやすい
  2. 電子決済のシェアが多い「PayPay」をメイン決済に利用できる
デメリット
  • 楽天と違いPayPaySTEPは常時最大7.5%~9.5%と低い
  • ヤフープレミアム会員に508円の固定費がかかる

楽天の場合、最大限に活用すればいつでも14倍のポイントを得ることが出来るが、最大倍率を得るためには「楽天証券」「ビューティ」など18個のサービスを利用しなければならく、「投資」をしない人や毎月美容院を利用しなければ最大のポイントアップを受けることはできない。
楽天は他サービスの網羅性が優れているがゆえにポイントアップの対象のサービスが広くカバーしきれない問題がある

一方ヤフーのPayPaySTEPの倍率アップ条件は6個しかなく楽天に比べると分かりやすく利用の手間もかからないので楽天より労力で最大還元率に到達できる。

注意点としては、最大条件を満たすための「Yahoo!プレミアム会員」は月額508円の費用が掛かってします。
また6個の条件をすべて満たしたとしても常時適用される倍率は9.5%(PayPayモール)~7.5%(ヤフーショッピング)で、楽天より低い倍率になっている。
最大倍率の還元を受けたい場合は「5のつく日キャンペーン」(+4%)や「ソフトバンクユーザーでなくても毎週日曜日キャンペーン」などの定期イベントの日に利用しなければならないという点がある。

「PayPaySTEP」と「楽天SPU」の内容一覧

サービス名倍率還元上限(P)備考
①ヤフープレミアム会員2%5000/月月額500円
②PayPay・ヤフーアカウント連帯2%5000/月PayPayモールのみ
③対象サービス利用※12%5000/期間詳細は下記
ゴールドメダル獲得(全達成)2%5000/期間①~③達成+
PayPay支払条件達成※2
PayPay残高払い0.5%
ストア基本ポイント1%
9.5%ヤフーショッピングストアだと
7.5%(-2%)
+特定日(固定日ベント)
ソフトバンクユーザーじゃなくても
毎週日曜日
5%1000/日
5のつく日4%5000/日

※5000/期間の「期間」は該当月1日12:00~翌月1日11:59

※1対象サービス利用
  1. PayPayモールまたはYahoo!ショッピング利用:1回の支払額が1000円以上
  2. PayPayフリマまたはヤフオク利用:1回の支払額が1000円以上
  3. ヤフートラベル利用:1回の支払額が1000円以上
  4. ebook japan利用:1回の支払額が300円以上
  5. LOHACO by ASUKULの利用:1回の支払額が1000円以上

上記①~⑤の内3つ達成で倍率アップ

※2PayPay支払条件
  1. 月間の支払回数が30回以上
  2. 月間の使用金額が5万円以上

事例紹介

PayPayも楽天も利用している一人暮らしのAさんの実例

具体的な利用環境は

  • 実店舗ネット共にメイン決済はPayPayでネットはヤフーショッピングの利用が多い
  • 楽天は特に使ってないがなんとなく持ってる、たまに楽天市場で使う

と、いう事でした。そしてこの方は

「PayPaySTEP」や「楽天SPU」は特に深く考えたこともせず「なんかあるよね~」くらいの認識でした

他にも何人からか話を聞きましたが、何も意識していないと
「PayPay」も「楽天」も標準は「5%前後」になっている人が多かったです。

かなり標準的な利用のしかたです。実際現実はこんなもんなのかなと感じます。

では標準を抜け出してお得にポイント還元を受けようとした場合どうなるか。

先ほどの画像を基にまず「PayPaySTEP」で考えてみます。

AさんのPayPaySTEPは達成していないSTEPが2つありますね。

  • 対象サービスの利用(2%)
  • ゴールドメダル獲得(2%)

やはりPayPayの良いところはシンプルなところですね。非常にわかりやすいです。

1つをクリアすれば2%、もう1つクリアすれば計4%が加算され常時10%程度の還元率を確保できますね

すこしおさらいです。

対象サービス利用を達成するためには…
  1. PayPayモールまたはYahoo!ショッピング利用:1回の支払額が1000円以上
  2. PayPayフリマまたはヤフオク利用:1回の支払額が1000円以上
  3. ヤフートラベル利用:1回の支払額が1000円以上
  4. ebook japan利用:1回の支払額が300円以上
  5. LOHACO by ASUKULの利用:1回の支払額が1000円以上

上記①~⑤の内3つ達成で倍率アップ

5つの条件すべてといわれるとちょっとめんどくさいですが、どれか3つという事であれば気負いしなくていいですよね、

どの条件も支払額の条件が①~③、⑤は1000円、④は300円と安いので、今まで店舗で買っていた物を少し意識してネットで買えば十分にストレスなく達成できる条件だと思います。

ここだけ注意すれば+2%なのでPayPayモールでは8.5%ヤフーショッピングでは7%の還元率を常時受けることが出来ます。

続いてゴールドメダル(全達成)のおさらいですが

達成するべき条件は4つしかありません。

Aさんは先述した通り②の対象サービス利用は達成しておりませんでしたので未達成となってますね。

③は月額508円のプレミア会員サービスです。
※プレミア会員サービスについても別記事で考察していたいと思います!

④はアカウント連帯です。特に手間なく行えます!

そして最大のハードルとなりうるのが①のPayPay支払ですね。
達成の条件は

PayPay支払条件達成するためには…
  1. 300円以上の月間の支払回数が30回以上
  2. 月間の使用金額が5万円以上

一見すると少しハードルが高く感じますかね?
ここの2つの条件についての感じかたは人とそれぞれですが、可能なところはすべてPayPay支払を利用していけば単身でも十分に達成可能なラインではないかと感じます。

そしてこれらを達成していればAさんはPayPayモールではは10.5Yahoo!ショッピングでは9.5%の最大還元(イベント無時)を受けることが出来ました。

楽天を10%に持っていくために必要なこと

サービス名倍率備考
楽天会員1倍
スマホアプリ決済0.5倍
楽天モバイル1倍
楽天モバイル
キャリア決済
0.5倍androidのみ
2000円以上利用
楽天ひかり1倍
楽天カード通常分1倍
楽天カード特典分1倍
楽天プレミアムカード特典分2倍年会費
楽天銀行+楽天カード1倍
楽天証券投資信託0.5倍3万円以上のポイント投資
楽天証券米国株式0.5倍3万円以上のポイント投資
楽天ウォレット0.5倍3万円以上の暗号資産購入
楽天トラベル1倍1回5000円以上の予約
楽天ブックス0.5倍1回1,000円以上
楽天Kobo(電子書籍)0.5倍1回1,000円以上
Rakuten Pasha0.5倍レシートデータ10枚送信
トクダネ300ポイント以上
Rakuten Fashionアプリ0.5倍1回の購入
楽天ビューティー0.5倍1回3000円以上
合計14倍

前述したとおり楽天SPUは18個サービスで構成されています。

Aさんはほぼ放置している状況なので現状は4つしか達成しておらず倍率も4倍です。

ここで、現在達成している条件達成しやすい条件少し手間とコストがかかる条件を抜粋してみます。

サービス名倍率備考
楽天会員1倍
スマホアプリ決済0.5倍
楽天モバイル1倍
楽天カード通常分1倍
楽天カード特典分1倍
楽天銀行+楽天カード1倍
楽天ブックス0.5倍1回1,000円以上
楽天Kobo(電子書籍)0.5倍1回1,000円以上
Rakuten Pasha0.5倍レシートデータ10枚送信
トクダネ300ポイント以上
Rakuten Fashionアプリ0.5倍1回の購入
合計7.5倍

すると7.5倍になりました。

PayPayの還元はPayPayモールでは8.5%、ヤフーショッピングでは7%でしたので

結果同じくらいになりましたね。この結果とさらに常時何かしら行われているキャンペーンが適用できることを考えると

少し意識してポイントアップに取り組めば
「PayPay」も「楽天」も「10%前後」の還元は目指せる!

という結果引き分けになるような感じになりますね。。

では楽天のメリットでもある常時14倍を達成するために必要な残りのサービスについてみてみましょう。

サービス名倍率備考
楽天モバイル
キャリア決済
0.5倍androidのみ
2000円以上利用
楽天ひかり1倍
楽天プレミアムカード特典分2倍年会費11,000円
楽天証券投資信託0.5倍3万円以上のポイント投資
楽天証券米国株式0.5倍3万円以上のポイント投資
楽天ウォレット0.5倍3万円以上の暗号資産購入
楽天トラベル1倍1回5000円以上の予約
楽天ビューティー0.5倍1回3000円以上
合計6.5倍

還元率14倍にするための壁はやはり「プレミアムカード」と「楽天証券」のところですよね。

プレミアムカードは年会費が発生するタイプのクレジットカードです。国内外の空港ラウンジなど空港でので高品質サービスを受けれる「プライオリティ・パス」が発行されるメリットもあるのですが、年会費は11,000円と庶民には抵抗感が出る金額です。

以前はポイント倍率がもっと高く年会費を相殺できるくらいのメリットを出せてたのですが、いわゆる「改悪」によって手が出しずらいのが現状です。

そしてより厳しいのが「楽天証券」と「楽天ウォレット」に係わる「投資」ところです。

それぞれ3万円のポイント投資と3万円の暗号資産の購入が必要です。

まず「3万円以上のポイントってきついやろ」って思いましたが、3万円以上のポイント投資は現金が含んでいたり分割での購入でも大丈夫なようですね。

ただ計9万円の資金を毎月捻出する必要がありますからね、

投資知識もなく平均的な財政状況の過程にとってはそり立壁状態ですよね。

もちろんこれを機に投資の勉強をしてみるってのも大いにありですけどね

現在は義務教育で金融教育が取り入れられるなど、日本も投資に対するイメージが変わりつつあります。
楽天証券は「楽天SPU」関係なしにしても現在日本トップクラスの証券会社としての評価を得ていますので、楽天を使う場合は目先のポイントだけでなくそういった視点で考えるのも良いと思います。

結論:楽天SPUの常時最大14倍を見事受けるためには

  1. androidユーザーであること
  2. 楽天ひかりと契約することと
  3. 年会費11,000円のプレミアムカードを利用すること
  4. 投資に計90,000円(楽天ポイント含む)を毎月用意できること
  5. 毎月旅行に行くこと
  6. 毎月美容院に行くこと

これらが必須になってきます。

PayPayか楽天か、選び方の最善策

結論ですか結局のところポイントアップ倍率は一般的な人であればどちらを使っても結局あまり変わらないです。

還元率に差が出るところは楽天SPUの「投資」と「プレミアムカード」の条件をクリアできるかです。

投資予算90,000円と年会費11,000

PayPay も楽天も使っていない場合

  • ショッピングが主でわかりやすく使いたい人は「PayPay」
  • 投資をやる人で費用を捻出できる人「楽天」
「PayPay」がおすすめの人
  • 既に電子決済「PayPay」を利用してる
  • わかりやすさ重視
  • 実店舗での買い物も多い
「楽天」がおすすめの人
  • やはり高還元を受けたい
  • 投資をしているまたは考えている
  • マメにサービス利用を管理できる

まずPayPay がおすすめの人ですが、

現状PayPayを良く利用している人であればあえて「楽天」に鞍替えする必要なないです。

まとめ

なんの意識もしないで使った場合どちらも5%前後の還元率(特定日であれば7~10%狙える)
少し意識してポイント倍率UPを目指す場合は「PayPay」がシンプルでおすすめ!
より高倍率を目指すとともにその他サービスも利用したい場合は「楽天」がおすすめ!

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