初めの結論
多くのユーザーにとってメリットがある銀行は
「楽天銀行」でしょう。
理由は単純明快でずばり
- 金利
- 手数料
が楽天銀行が優れています。
特に金利においてはかなり大きな差があり、そこだけでも楽天銀行を選ぶ要素になります。
基本情報
| PayPay銀行 | 楽天銀行 |
---|---|---|
普通預金金利 | 0.001% | 最大0.1%※1 |
定期預金金利 | 最大0.03% | 0.02% |
ATM入出金 手数料 | 165円or 330円 | 220円or 275円 |
ATM入出金 無料回数 | 1回 (3万以上は常時無料) | 0~7回 (ハッピープログラム※2のランクによる) (3万円以上のお預入れは常時無料) |
振込手数料 | 145円 | 145円 |
振込手数料 無料回数 | 通常は無し (残高3千万以上で5回) | 0~3回 (ハッピープログラム※2のランクによる) |
※解説
※1 普通預金金利のパターン
| 説明 | 金利 |
---|---|---|
通常 | 通常の状態です。口座開設時の状態 | 0.02% |
楽天カードの 引落がある場合 | 楽天カードを利用し楽天銀行から引落 が発生した場合 | 0.04% |
マネーブリッジ の設定 | マネーブリッジ(楽天証券との連帯)を 設定する | 0.10%(300万円以下) 0.04%(300万円以上) |
※2 ハッピープログラムのランクと優遇
| ATM手数料 無料回数 | 他行振込 無料回数 | 楽天ポイント 獲得倍率 |
---|---|---|---|
スーパーVIP 残高300万円以上 又は取引30件以上 | 7回 | 3回 | 3倍 |
VIP 残高100万円以上 又は取引20件以上 | 5回 | 3回 | 3倍 |
プレミアム 残高50万円以上 又は取引10件以上 | 2回 | 2回 | 2倍 |
アドバイスト 残高10万円以上 又は取引5件以上 | 1回 | 1回 | 1倍 |
ベーシック エントリー時 | 無し | 無し | 1倍 |
金利
| PayPay銀行 | 楽天銀行 |
---|---|---|
普通預金金利 | 0.001% | 最大0.1%※1 |
定期預金金利 | 最大0.03% | 0.02% |
※1 普通預金金利のパターン
| 説明 | 金利(税引前) |
---|---|---|
通常 | 通常の状態です。口座開設時の状態 | 0.02% |
楽天カードの 引落がある場合 | 楽天カードを利用し楽天銀行から引落 が発生した場合 | 0.04% |
マネーブリッジ の設定 | マネーブリッジ(楽天証券との連帯)を 設定する | 0.10%(300万円以下) 0.04%(300万円以上) |
重要なのは「普通円預金金利」。楽天はマネーブリッジを設定するとPayPayと最大で100倍の差があります。
- 楽天:預金100万円x金利0.1%=利息1000円
- PayPay:預金100万x金利0.001%=利息10円
上記は「税引き前金利」の単純計算ですが、おおよそ100万円の預金でもこのくらいのさが出ます。
マネーブリッジの設定と300万円以下までという条件は有りますが300万円以上に係る金利もPayPayの40倍とさらに言うと、何にもしなくても0.02%とPayPayの20倍なので金利に関しては比べるまでもなく楽天銀行が優れているといえます。
マネーブリッジは楽天証券を開設する必要は有りますが、楽天証券の引き落とし口座を楽天銀行に設定するだけなので、証券口座で「株取引」などのいわゆる「投資」をする必要はないです。
手数料
| PayPay銀行 | 楽天銀行 |
---|---|---|
ATM入出金 手数料 | 165円or 330円 | 220円or 275円 |
ATM入出金 無料回数 | 1回 (3万以上は常時無料) | 0~7回 (ハッピープログラム※2のランクによる) (3万円以上のお預入れは常時無料) |
振込手数料 | 145円 | 145円 |
振込手数料 無料回数 | 通常は無し (残高3千万以上で5回) | 0~3回 (ハッピープログラム※2のランクによる) |
金利と同じくらい、大切なのが手数料についてです。
ATM手数料
仮にコンビニで平均月2回、年24回程度出金すると仮定します。(手数料は220円で計算)
すると、220円x24回=手数料計5280円かかります。
先ほどの楽天銀行の金利で得れる額が100万円で1000円(最大0.1%の税抜前)でしたので、とても馬鹿にならない額です。
PayPay銀行は3万円以上の入金と出金は対応しているどのATMであれば手数料はかかりません。また月の最初の1回は金額関係なく手数料0円です。
これは、現金を主流に生活している方にとっては向いているシステムです。
一方の楽天はハッピープログラムという預金額または利用回数によるランクで無料回数が決まります。
※2 ハッピープログラムのランクと優遇
| ATM手数料 無料回数 | 他行振込 無料回数 | 楽天ポイント 獲得倍率 |
---|---|---|---|
スーパーVIP 残高300万円以上 又は取引30件以上 | 7回 | 3回 | 3倍 |
VIP 残高100万円以上 又は取引20件以上 | 5回 | 3回 | 3倍 |
プレミアム 残高50万円以上 又は取引10件以上 | 2回 | 2回 | 2倍 |
アドバイスト 残高10万円以上 又は取引5件以上 | 1回 | 1回 | 1倍 |
ベーシック エントリー時 | 無し | 無し | 1倍 |
プレミアム以上からは楽天ポイントの獲得倍率も上がるので、余裕があれば狙っていきたいラインです。
振込手数料
振込手数料はPayPay銀行は3000万円以上が口座にあれば5回まで無料でできます。
一方で楽天はATM手数料と同じようにランクによって無料回数が増えていきます。
また上記の基本システムに加えて楽天は「給料、賞与」の受取口座に楽天銀行を指定すると、受け取った翌月の振り込み手数料が3回無料になります。(基本ランクの可算と合わせて最大5回)
まとめ・おさらい
銀行を選ぶ際ポイント、特にネット銀行の場合は
- 金利
- 手数料
- ポイントなどの特典
といえます。
そういった意味でもPayPay銀行より楽天銀行の方が現状ではメリットが多い銀行であるといえる。
もちろん3万円以上の取引を良く行う人はPayPay銀行の方が良いかもしれません、ただそれでもやはり「金利」も強いしポイントもあるので、楽天銀行を持っておくメリットはあります。
一つやり方としては生活で出し入れする流動性のある講座はPayPay銀行にして、入出金するのであれば3万円以上で行う。
そして動かさないお金は楽天銀行で貯金しておき、高金利を受け取るってことも十分に考えられますね。
毎月自分がどのくらいATM取引や振り込みを行っているのかそうゆう所を見直していけば、自分にあった銀行がわかってくるかと思います。